スキャルピングの話。

FX

 こんばんは。今日はFXの取引スタイルのひとつ、『スキャルピング』について説明していきたいと思います。

スキャルピングとは

 スキャルピングは、簡単に言うと「数秒から数分で取引を完了させる」取引スタイルのこと。主に個人トレーダーに人気のあるスタイルです。

スキャルピングのメリット

 スキャルピングのメリットは大きく分けて4つあります。

情勢の分析が不要

 1つ目は、「ファンダメンタルズ分析が実質的に不要」だという点です。

 『ファンダメンタルズ分析』とは、世界各国の政治・経済・金融の状況をもとに、各通貨の力関係を予測する分析のことです。

 例えば、雇用統計や要人の発言、テロ、天災などが重要になってきます。世界の情勢を知る必要があるこの分析は、長期的なトレードに向いた分析であるため、超短期売買のスキャルピングにおいては実質的に不要だと言えるでしょう。

資金が少なくても参入できる

 2つ目は、少額の資金から参入できる点です。

 長期にわたって通貨を買ったり売ったりした状況が続くわけではないので、ロスカットされないために必要な資金が実質必要ないといえます。そのため、少額でも参入ができるのです。

資金の効率が良い

 3つ目は、資金効率が良い点です。

 一定期間に出る利益が長期取引よりも多くなる可能性が高いです。また、そもそも資金を動かす回数が多いため、資金効率は良いと言えるでしょう。

チャンスが多い

 4つ目は、取引チャンスが多い点です。

 チャートが上向きになる、もしくは下向きになったときならいつでも取引ができるため、チャンスは長期取引よりも明らかに多いです。

スキャルピングのデメリット

 スキャルピングのデメリットも、大きく分けて4つあります。

1回あたりの利益が少ない

 1つ目は、1回のトレードで得られる利益が少ない点です。

 短時間に何千何万といった売買差が出ることは考えにくいです。一度に手に入る額は、1万通貨の売買だとしても数百円程度でしょう。

スプレッドの影響が大きい

 2つ目は、スプレッドの影響が極端に大きい点です。

 一度に出る利益が数十から数百円程度なのに対し、スプレッドの影響で最初から数円から数十円程度の損失が出た状態からのスタートとなります。長期的なトレードならともかく、スプレッド値が大きく影響するのは明白です。

 ちなみに、スプレッドとは「買値と売値の差」のことです。業者によって若干の差がありますので、自分が主に取引したい通貨ペアのスプレッドが少ないところを選ぶのは1つの手だと思います。

チャートに拘束される

 3つ目は、チャートを常に見ていなければならない点です。

 FXで生活をしているならともかく、仕事や学校があるときにはできない取引方法といえます。

身体的負担が大きい

 4つ目は、身体的負担が大きく、反射神経も必要な点です。

 ずっとチャートを見ていなければならないため体力が必要ですし、目標の値に達したときにすぐに決済をする反射神経も必要です。

必要な技術と環境

 スキャルピングに必要な技術は4点、環境は3点あります。

スキャルピングに必要な技術

優位性のある手法

 1つ目は、優位性のあるスキャルピング手法です。

 スプレッドが影響しやすく、一度に得られる利益が少ないため、かなり収益性の高い手法でないと継続的に利益を出すことは難しいでしょう。

身体能力

 2つ目は、一定水準以上の身体能力です。

 短時間で局面が変わるため、秒単位での判断能力が求められます。また、長時間チャートに張り付く必要があるため、集中力、体力も欠かせないです。

ツールを使いこなすスキル

 3つ目は、各種ツールを使いこなせる程度のITスキルです。

 といっても、特別なことが必要というわけではなく、取引画面が使いこなせれば問題ありません。

テクニカル分析

 4つ目は、テクニカル分析です。

 『テクニカル分析』とは、チャートの情報に対して経験的洞察や数学・統計的観点から、未来の値動きを予想する分析のことです。チャートをパターン化し、過去のチャートから似たようなパターンを探し出すことで、これから先も同じ展開になるかを判断します。

 テクニカル分析をする上では、価格変動から計算されるトレンド系と値動きの過熱感を判断するオシレーター系の指標が役立ちます。

 ……ちなみに、僕はオシレーターという言葉はよくわかっていません。ごめんなさい。

スキャルピングに必要な環境

スキャルピングOKの口座

 1つ目は、スキャルピングを認めている口座です。

 FX会社によっては、スキャルピングを規約で禁止している場合があります。公式サイトなどであらかじめ確認しておきましょう。

安定した回線

 2つ目は、通信速度が速く、なおかつ安定している回線です。

 一般的な光回線で十分なので、特別な回線を導入する必要があるわけではありません。

一定水準以上のパソコン

 3つ目は、一定以上のパソコンです。

 取引場面がサクサク動く程度のパソコンは必要です。また、同時に情報が収集できる複数モニターの導入も検討すると良いでしょう。

 僕は1つでやっていますが、いつかは複数モニターでやってみたいですね。

最後に

 今回はスキャルピングの基礎について説明しました。スキャルピングは認めている業者を探すところからなので少々面倒かもしれませんが、チャートを見る機会が多い方、まとまった時間を取ることができる方はやってみて損は無いと思います。

 色々やってみて、自分に合ったスタイルを見つけてくださいね。

 それではまた次の記事で会いましょう。

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