こんにちは。紺稀です。今日は僕が処方されている『エビリファイ(アリピプラゾール)』の効果と副作用について話していきたいと思います。
エビリファイの用法用量・効果
僕は双極性障害なので、双極性障害に対する主な用法用量、効果を調べてみました。
用法用量
用法用量として、通常、成人にはアリピプラゾールとして12〜24mgを1日1回経口投与するそうです。開始用量は24mgとし、年齢、症状により適宜増減させます。なお、1日量は30mgを超えないこととされており、最大でも30mgまでしか処方されません。
ちなみに僕は、1mgを2回に分けて飲むところからスタートして、今は3mgを朝晩2回で6mg飲んでいます。
効果
躁状態の改善
なんと言ってもこれです、躁状態の改善。気分を落ち着かせる薬です。ハイな状態にならないように抑制し、正常な判断ができるようにしてくれるようです。
エビリファイの副作用
主な副作用は以下の通りです。
眠気、注意力、集中力、反射運動能力などの低下が起こることがあるため、自動車の運転など危険を伴う機械の操作はしないように指示されています。
アルコール(飲酒)は薬の作用を強めることがありますので、注意する必要があります。
生活の破たんなどの社会的に不利な結果を招くにもかかわらず賭博(ギャンブル)を繰り返す、病的な性欲の亢進、過剰で無計画な買い物を繰り返す、暴食をするなど、衝動が抑えられない症状(衝動制御障害)があらわれることがあります。これらの症状があらわれた場合は、医師に相談してください。
僕が出た(出ている)副作用
僕がこの薬を飲み始めてから出た副作用として、次のようなものが挙げられます。
不眠
最初におかしいなと思ったのはこれです。夜中に何度も目が覚めてしまい、上手く眠れなくなりました。具体的には1時間から2時間に一度。2時に起き、3時に起き、5時に起きるようなことがずっと続きました。
これは睡眠を深くする?薬を飲んで落ち着きました。今はその処方も取りやめられています。頓服として同じ薬を出されていたことがあって、それがだいぶ余っていたので今も飲んでいるのですが。そろそろなくなるので、なくなった後も眠れるかが少し心配です。
吐き気
これは今も続いているものです。例えば、朝起きてくしゃみをしたとき。歯磨きをしているとき。咳き込んだとき。そういったきっかけで嘔吐くことがあります。僕は嘔吐恐怖症なので吐くことはできないのですが、それがむしろ辛いです。
神経過敏
これはもともと感覚過敏が酷かったので副作用なのかは定かでは無いのですが、眩しい、うるさい、肌触りが気持ち悪い、匂いに耐えられない、舌触りや味に耐えられないなど、五感全てに過敏性があります。
わりと良く出る副作用のようなので、飲み始めてから神経過敏が起きるようでしたら相談した方が良いかもしれません。
食欲亢進
これは今調べて「確かに!」と思ったことです。薬を飲む前はどちらかというと食べない方で、適正体重より10kg近く軽かったのですが、今は3kgほど太るくらい食べています。ご飯美味しい。
体重増加
これは上でも書きましたが、少し増えた程度です。太る人は20kgくらい太ると聞いたので、それよりはかなり少ない方ですね。
ちょっと珍しい副作用
僕が出ている副作用の中で、かなり珍しいと思われるものがあります。少々生々しい話になるので、苦手な方はここでバックしましょう。
乳頭痛
まずは乳頭痛。ずっとというわけではないのですが、たまにズキズキと痛むことがあります。どれくらい痛いかというと、直接つねって別の痛みや手の冷たさでごまかさないと耐えられないくらいの痛みです。
これがバイト中に起きると地獄です。誰も見ていなければそっと服に手突っ込むのですが、そうもいかないときがかなり辛い。
性欲減退
これは友人の副作用レポートを見て初めて知ったのですが、性欲減退という副作用が稀に出るそうです。
僕は性欲が強いというほどではないですがそれなりにあった方でした。
それがどうしたことか、1ヶ月以上性欲が湧かない。湧いても、まあいいかと寝られる程度。僕のからだは女なので、さほど困りません。
勃起不全
これは性欲減退より少し深刻です。そもそも勃起するものがないと言われればそうなのですが、一応あるので……前々から思っていましたが、副作用だと知って少し驚きました。
無オルガズム症
これはさらに深刻です。ごく稀に性欲が湧いても、それを処理することができない。これは困ります。最終的に寝落ちるので困るといっても女体で良かったと思います……
最後に
今回はエビリファイの効果と副作用について話しました。正直、最後の『珍しい副作用』をメモしておきたかったがために書いたようなものですが、エビリファイを処方されたけどどうなんだろうという方に少しでも参考になれば幸いです。
それではまた次の記事で会いましょう。
コメント