突然何を言い出すんだと思いましたか? 僕も思いました。気でも触れたのかこいつは、と。残念ながら正気です。
僕のセクシャリティ
セックスについて書き始める前に、僕のセクシャリティについて少しだけ触れます。
僕はXジェンダーです。身体性別は女、精神性別は中性~男あたり。日によってどの性別にどのくらい寄るのか変わります。そして、僕はレズビアンでゲイです。バイではないです。女として女を好きになり、男として男を好きになる、そういう自認です。
女性である自身の性欲は他人に向きません。他者に性的欲求を持たない人をノンセクシャル(またはアセクシャル)と呼びます。それです。男性である自身の性欲は他人に向きます。このあたりから何を言ってるのか分からなくなってくると思います。女の私は女性が好きだけど性欲は向かなくて、男の僕は男性が好きで性欲も向く……複雑です。
僕はセックスが好きだ
では、本編です。はじめに、僕は男性と挿入を伴うセックスをしたことはありません。妊娠する可能性がゼロではない以上、できません。一生を添い遂げたい男性がいないこともありますが、子どもは死んでも持ちたくないので、このまま生涯しない気がします。それをふまえた上で、女性とのセックスについて書いていきます。
僕は受け攻めで言えば受けです。攻めもできないわけではないのですが、女性に性欲が向かないのに攻めをするのは虚無の気持ちになります。僕は受けに回れるセックスが好きです。
セックスはただ気持ちいいだけではなく、相手が自分を見てくれている、自分のために動いてくれている、そういう『私のため』の行為に多幸感を覚える行為です。僕にとっては。
抱き締めてヒトの柔らかさを感じて、心と身体の両方を暖めてもらって、そうしてやっと自分の形を思い出すような、そういうセックスが好きです。自分が自分を上手く愛せない分、他者に求めているのかもしれません。
要するに、『心が気持ちいいセックスが好きだ』ということです。
最後に
生々しいセックスの様子を書くつもりはなかったので、思ったより薄っぺらい短いブログになってしまいました。他人にあけすけに言うことでもないと思うんです、セックスが好きだというのは。けれど、好きな人は確かにここにいる、それが伝わればいいかなと思います。
それではまた次の記事で会いましょう。
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