こんにちは。紺稀です。今日は僕の性自認について少し語ろうと思います。
性自認とは
性自認とは、『こころの性』のこと。生物学的には基本的に『男』と『女』にわかれていますよね。中にはそのどちらにも属さない形で生まれてくる方もいますが。
こころの性は、からだの性と一致するとは限りません。そこで『自分が認識するこころの性別』という意味で、性自認という言葉が使われているのではないかと思います。
性自認の用語
まず、僕は自分のこころの性を『FtM(tX)』と表記することが多いです。 順番に用語を説明していきます。
F
FはFemaleのF。女性を表します。
t
tはtoのt。〇〇から△△の『から』の部分を表します。
M
MはMaleのM。男性を表します。
X
Xは『Xジェンダー』のX。Xジェンダーを表します。
つまり……
つまり、僕の性自認は『女の体で男のこころ→Xのこころ』ということ。
Xジェンダーとは
Xジェンダーは、大きく次の4つにわかれます。
- 男でも女でもない(無性)
- 男でも女でもある(両性)
- 男と女が混ざりあっている(中性)
- 男と女の間を日によって揺れ動く(不定性)
ざっくり説明するとこんな感じだと僕は認識していますが、実際のところはXのそれぞれの人にしかわからない感覚だと思います。
結局僕の性自認はどういうことなのか
僕はFtM(tX)と表記すると言いましたが、つまりどういうことなのか。
僕のからだは女です。しかし、僕は生まれたとき、恐らくこころの性は男でした。この時点でFtM。
しかし、もちろんからだが女ですし、なんと言っても初孫、長女でしたので、それはそれは可愛い女の子として育てられました。スカートは嫌いだったのですが、はかされるのでどうしようもなく。中学高校は制服もありましたのでスカート通学。
そうして女の子として育てられてきた中で、女としての一面も獲得した、という意味で(tX)を使っています。他人の感情や性質に影響を受けやすいため、易々と女の面を獲得することができてしまったという自己分析です。
最後に
MtFの方は『オカマ』と呼ばれたり、FtMの方は『オナベ』と呼ばれたりすることがあります。そのような直接的な言葉でなくても、『女っぽい』『男っぽい』など、知らないうちにからだとこころの性が一致しない人を傷つけたり、モヤモヤさせたりしているかもしれません。
こころの性と表現したい性も一致しないことがあります。こころは男だけどスカートもはきたい、といった感じ。
世の中にはたくさんの人がいて、たくさんの性自認や表現性があります。そのような方たちを差別、区別しない世の中になっていければと思います。
そのうち僕の恋愛対象や性対象についても話していきたいですね。それによって理解が深まってくれれば嬉しいです。
それではまた次の記事で会いましょう。
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